メキシコ料理といえば何を想像しますか?
やっぱり、タコスじゃないでしょうか!!そのイメージ通り、タコスはメキシコ人のソウルフードなんです。
でも、タコスと言って想像するものは、タコシェル(トウモロコシでできたトルティーヤを揚げたもの)にお肉、野菜を挟んだものだと思います。
実はそれ、アメリカのタコスなんです。1940年代後半に発明された、いわゆるテクス・メクス料理という、アメリカ風メキシコ料理です。
メキシコのタコスというのは、揚げたトルティーヤのタコスもありますが、基本的には柔らかいトルティーヤを使用します。そこに、お肉が乗っており、好みでパクチー、玉ねぎ、サルサを乗せて食べるというものです。
メキシコに旅行に行く際には、ぜひ本場メキシコのタコスを食べて欲しいなぁと思います。
カンクンに住んで4年、私が一番美味しいと思うタコス屋さんをご紹介します。セントロ(ダウンタウン)で結構奥地なので観光客は皆無ですが、ぜひ行って欲しい場所です。
タコス屋さんの名前は、Los PAREJAS(ロス・パレハス)です。もうこの壁からしてローカル感満載ですね!


メニューはこんな感じで写真は無しです。タコスの中に挟むお肉を頼むのですが、絶対に絶対にパストール(Pastor)を頼んでください!!色々試しましたが、結局パストールに行き着きます。
パストールとは、味付けをした豚肉を串にさして、火であぶりながら焼けたところを削いでいったものです。ケバブと似ていますね。
ちなみに、他には、BISTEC(薄い豚肉を焼いたもの)、SUADERO(牛肉の脇部分)、LONGANIZA(ソーセージ)、TRIPA(腸)、ADOBADA(味付け肉)、ALAMBRE(豚肉ミックス)があります。

パストール係のお兄さん、写真に照れてにやけながら作業していました笑。
私はもともとパストールが大好きで、パストールが美味しいかどうかがタコス屋として重要なんじゃないかと思います。お店によってはパサパサしたパストールのこともありますが、ここのは脂が乗ってて本当に美味しいんです。
パストールを3つ注文しました。

上に乗っている黄色いのはパイナップルです。これは好みなので先にパイナップルだけ食べてもいいですし、一緒に食べてもいいです。

各テーブルに、このように薬味が用意されますので、これをお好みでタコスにトッピングします。お肉自体は辛くないので、辛さはここで調節します。ここのサルサは緑の唐辛子を使っていて、見た目以上に辛いです。そして、トッピングが終わるとこんな感じです。

ちなみに、お値段は、タコス一つ18ペソ(108円)。3つ食べれば大満足です!ここのタコスを食べたら、ホテルでのタコスが美味しいと思えないかもしれません!日本から遊びに来た友達も連れて行きましたが、大絶賛でした!
場所は、ちょっとわかりづらいのでタクシーで行くことをオススメします。
[box class=”green_box” title=”お店情報”]Los PAREJA
住所:Av Tecnologico 51, 507, 77533 Cancún, Q.R.
TEL:998 100 0453
営業時間:18:00~1:00
定休日:日曜[/box]