スーツケースは、海外旅行に行く時の必需品ですよね。
頻繁に買い換えるものでもないですし、スーツケース選びは慎重になるのではないでしょうか
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- 海外旅行の最適のスーツケースを知りたい
- どうやってスーツケースを選んだらいいかわからない
[/aside]
こんな疑問をお持ちのあなたの参考になるように、海外旅行に持っていくべきおすすめのスーツケースの選び方についてご紹介していきます。
これで迷わずあなたにぴったりのスーツケースが見つかります。
スーツケースを選ぶ時のポイント
スーツケース選びは慎重になってしまいますが、実はシンプルです。
- スーツケースのサイズ
- スーツケースの種類
- 性能と価格
これらのポイントを抑えておけばあなたにぴったりのスーツケースが見つかります。
スーツケースのサイズ
これは宿泊数によって選ぶサイズは変わってきますが、ご自身の体格も考えて選ぶのをオススメします。
サイズの目安としては、
- SS(~25L):~1泊
- S(26~40L):2~3泊
- M(41~60L):3~5泊
- L(61~80L):5~7泊
- LL(81L~):8泊
となっていますが、小柄な女性がLLサイズに荷物を詰めて運ぶとなると結構大変です。
移動中の階段や坂道、または海外でよくありがちな補整されていない道路などを通る可能性もありますので、ご自身の体格と体力に合わせた方がいいです。
また、大きければその分荷物は入りますが、重量オーバーになって空港で追加料金を払うか、荷物の入れ替えをする必要がありますので、あまり大きすぎるのも使い勝手がいいとは言えないでしょう。
スーツケースの種類
スーツケースのサイズが決まったら、次は種類を決めていきます。
ハードタイプかソフトタイプか
スーツケースにはハードタイプとソフトタイプがあります。
日本でよく見かけるのはハードタイプですが、海外ではソフトタイプをよく見かけるのでソフトタイプが主流のようです。
ハードタイプは
[box class=”blue_box” title=”メリット”]
- TSAロック(アメリカに渡航する際にTSAロックがあるスーツケースは施錠してもよく、その他の鍵の場合は開けておかないといけない)が標準装備されている
- 衝撃に強い
- 鍵がしっかりしている
- 両面開きでパッキングしやすい
- カラーバリエーションが豊富
- 雨に強い
[/box]
というメリットがある反面
[box class=”red_box” title=”デメリット”]
- 荷物の出し入れにスペースが必要
- 両サイドの重さのバランスを考えて入れないと倒れやすくなる
- 傷がつきやすい
- ソフトタイプと比べると重い
- 雑に扱われて割れる可能性がある
[/box]
などのデメリットもあります。
また、ソフトタイプは
[box class=”blue_box” title=”メリット”]投げられて割れるなどのリスクがない
荷物の出し入れがしやすい(最後のちょい入れもしやすい)
柔軟性が高いので多少無理して荷物を詰め込むことができる
スーツケースの開け閉めがしやすい[/box]
[box class=”red_box” title=”デメリット”]雨に弱い
先に入れた荷物を取り出しにくい
衝撃が直接伝わる
ナイフなどの刃物に弱い[/box]
となっています。
私は両方持っていて、渡航先によって使い分けています。
正直、どちらがオススメかと言われると、好みということになりますので、メリット・デメリットを参考に好みの方を選んでみてください。
ファスナータイプかフレームタイプか
これはハードタイプに限りますが、開閉方法としてファスナータイプとフレームタイプの2種類があります。
ファスナータイプ
[box class=”blue_box” title=”メリット”]荷物の出し入れがしやすい
フレームタイプに比べて軽い
本体が壊れにくい[/box]
[box class=”red_box” title=”デメリット”]ファスナーは刃物で壊されやすい
雨などでファスナー部分からの浸水の可能性がある[/box]
フレームタイプ
[box class=”blue_box” title=”メリット”]頑丈なので壊れにくく、セキュリティの面でも安心
雨などで浸水する可能性が低い[/box]
[box class=”red_box” title=”デメリット”]ファスナータイプと比べて重くなる
荷物の出し入れは完全に開けてからしないといけない[/box]
私はファスナー派です。
最近は改良されていますが、昔使っていたフレームタイプのスーツケースの鍵が壊れてしまって、開けるのに苦労したことがあって、それからファスナータイプしか使っていません。
また、ファスナータイプは、拡張して容量を増やすことができるものもあります。拡張するとLサイズのもので約10Lも容量が増えるので、旅行の帰りに荷物が増えてしまっても安心ですね。
キャスターの数
スーツケースのキャスターは、2輪と4輪が主流でしたが最近では8輪(ダブルキャスター)が増えてきてきます。
2輪は、後ろで引っ張るしか方法がなくとても使いにくいので新しく買う際は2輪は避けた方がいいです。
4輪以上がオススメです。歩きながら横に並行させて運ぶのが一番邪魔にもならず、スムーズかと思います。
では、4輪と8輪の違いは何かと言いますと、コントロールと安定感です。
4輪はコントロールがききやすいので、自由自在に動かすことができますが、8輪だとキャスターがダブルでついているので、思っている動きがなかなかしにくくなります。
ただし、8輪の方が安定感はありますので、でこぼこ道などでも大活躍します。(キャスター分重量は増えます)
軽量+コントロール重視か、重量は増えても安定重視か。
この違いだけです。
3.性能と価格
自分に合うタイプのスーツケースがわかってきたら、最後は性能と価格で絞り込んでいきます。
やはり、価格の高いものは性能もいいものが多いです。
アメリカのサムソナイトや、ドイツのリモワなどの有名ブランドになるとそれだけ性能もぐっと上がりますし、ブランドの魅力などもあるかもしれません。
しかし、5万〜10万円を年に何回使うかわからないスーツケースに出すのはちょっと・・・となると思います。
でも逆に1万以下のものを買ってすぐ壊れたり、使い勝手が悪くてもそれもそれで損した気分ですよね。
価格はご自身の予算に合わせてですが、性能はこの2つにだけをチェックしていれば、そこそこ安い値段のスーツケースでも長く使うことができるようになります。
- キャスター
- 鍵
キャスター
これはスーツケースを使う際に一番負担がかかる場所で、なおかつ最初に壊れる部分です。
キャスターさえしっかりしていれば、スーツケースを長持ちさせることができます。
スーツケースの有名どころは海外製が多いですが、キャスターはぜひ日本製を選んでください。
日本製が一番壊れにくく、頑丈にできています。
HINOMOTOのマークが入ったものだったら安心です。HJ Japanと書かれていることもあります。
グリスパックタイプと言って、静音キャスターとも呼ばれていてスムーズかつ静かという優れものです。

鍵
スーツケースの種類で、ハードタイプかソフトタイプかのところでも書きましたが、TSAロックがついているかは必ずチェックしてください。
今は標準装備でついていますが、念のために確認するようにしてください。
TSAロックとは、アメリカへ渡航する人を対象ですが、通常アメリカへの渡航の際スーツケースは施錠してはいけない決まりになっているんですが、TSAロックという鍵だけは、空港係員がマスターキーを持っていて荷物のチェックが必要な場合でも開けてチェックすることができるので、施錠してもいいというものです。
ソフトタイプをお使いの人はTSAロックがついていないことが多いですが、南京錠タイプのTSAロックをつけておけば問題ありません。
ハードタイプをお使いの人でさらにセキュリティ強化したいという人も重ねてつけることができるスーツケースもあります。
まとめ
海外旅行にオススメのスーツケースの選び方は、
[box class=”yellow_box” title=”スーツケースの選び方”]
- サイズを決める:1週間くらいの海外旅行ならLサイズ(61~80L)
- ハードタイプかソフトタイプか選ぶ
- ハードの場合、ファスナーかフレームかを選ぶ
- キャスターが4輪か8輪かを選ぶ
- キャスター鍵の性能をクリアしているものから予算内で選ぶ[/box]
このような順序で選んでいくとあなたにぴったりのスーツケースが見つかります!