日本では、チップ文化が存在しないので、チップについての質問をよく受けます。
チップが必要になる場面や、相場については以前記事にしたので、まだ読んでない方はこちらを見てください。
[kanren postid=”226″]
今回この記事では、私の実体験を元に、メキシコのレストランでのお会計の注意点について書いていきたいと思います。
以前の記事でも書いた通り、メキシコはチップ文化があります。通常レストランでのお会計の際は、10~15%ほどのチップを上乗せして支払うのがマナーとなっています。→メキシコでのチップの払い方と相場について
そこまでは、ガイドブックにもある情報なので、意識する人も多いはずですね。
ここからが本題!
私の体験談なのですが、先日お友達と遊びに行った日のこと。お腹が空いたのでメイン通り沿いの賑わっているメキシカンレストランに入りました。
ランチ時間で混み合っていたため、店員さんの動きも遅く、注文までも待ち、料理が出てくるまでも待ち・・・とにかく待った印象でした。待っている間はお友達と色々話していて苦ではなかったですが、ちょっとクレームを言っていたアメリカ人もいました。
そして食事を終えたあと、伝票をもらいました。
[box class=”yellow_box” title=”これ知ってれば通っぽい”]伝票をお願いする時は、『ラ クエンタ ポルファボール(la cuenta porfavor)』と言うか、空中でペンを持って何か書いているジェスチャーをします[/box]
運ばれてきた伝票には、各自頼んだものと、金額、そして合計が書かれていました。

それぞれの支払いの分とチップを計算していたら、あれ?なんか合計金額が多いような気がする。。。
なんと、合計金額にはチップがすでに含まれていました!!!
食事代を全部足すと345ペソのところ、合計金額には380ペソと書かれているので、35ペソをチップとして上乗せしていたことになります。
サービス、食事の味などから考えて、10%くらいはチップをおいておこうと思っていたので、計算上35ペソは妥当な金額なのですが、店員さんがチップが含まれているということを一言も教えてはくれませんでした。
単に言い忘れたのかもしれませんが、あわよくば、二重にチップをもらえるかもという期待もあったかもしれません。
それに、観光客でスペイン語に不安がある人だったら、二重に払ってしまっていたかもしれません。
支払いをする前に、店員さんに「これってチップ含まれていますよね?」と確認したところ、
「含まれてるよ、10%だから35ペソくらいだよ」と笑いながら答えていました。
そこで、今回お知らせする、注意して欲しい点とは、ズバリ!
[box class=”pink_box” title=”注意点”]伝票に書かれている金額が、チップ込かそうでないか確認する!![/box]
ということです。
これは、珍しいことではなく、色んなお店がやっていることです。(特に観光客が集まるようなお店)
チップ文化のない国の人たちがチップを払い忘れないようにするためのことかもしれませんが、チップというのはあくまでもお客さんが受けたサービスに対するものであり、お店側から指定するものではないと私は思います。
チップが含まれていないお店の伝票には、「Propina no esta incluido(チップは含まれておりません)」とデカデカと書いてあるのに、含まれている場合はしれーっと合計金額を増やすというやり方に???という気持ちでした。
せっかくチップを払うのなら、気持ちよく、受けたサービスに対して感謝の気持ちを込めて払いたいですよね。。
今回のレストランは、10%上乗せでしたが、以前行ったレストランでは18%も乗せられていたこともありました。さすがにそれは多すぎではないでしょうか・・・。それに見合ったサービスならまだしも、そうでもなかったので。。
日本人にとって、チップはなかなか慣れないものですが、難しいことではないです。
特にレストランは金額もはっきりしているので、わかりやすい方だと思います。
レストランで食事をされる方は、伝票の表示の気をつけて、適正な額のチップを払ってくださいね。
[aside]補足
もちろん、チップの上限はないので、サービス、食事に大満足した!という場合は多めに払っても構いません。[/aside]