カンクンはメキシコ随一の大型ビーチリゾートで、年間の平均気温は約27℃という常夏の地域です。
季節は雨季と乾季に分かれますが、そこまで大きな気温差などはないので基本的に日本の夏の服装をすれば問題ありません。
せっかくのカンクン旅行、大好きな洋服を着て思い出に残る写真をたくさん撮りたいですよね?
でも、ツアー先での服装やホテルのドレスコード、クラブでの服装などそれぞれどんな服装がいいのか分からないこともたくさんあるかと思います。
この記事では、カンクン旅行に最適な服装について在住者目線でまとめてご紹介していきます。
これで、カンクン旅行の服装にはもう迷うことはありませんよ!
カンクンの気候についてもっと知りたい方は>>カンクンは一年中ベストシーズン?気候や気温についても詳しく紹介をご覧ください。

もくじ
カンクンではどんな服装をすればいい?

カンクンでは基本的に日本の夏の服装をしておけば問題ありません。
リゾート地ということで、明るい柄のリゾートワンピやなかなか日本では着れないような派手な洋服を着ていても全く浮きません。
特にリゾートホテルが立ち並ぶホテルゾーンで過ごす場合には周りのほとんどが観光客なので服装で目立ってしまうことはほぼないでしょう。
ただし、セントロ(ダウンタウン)に入ると一気にローカルの雰囲気が漂います。
日本人という上に派手なリゾートスタイルだとさらに目立ってしまいます。
目立ってしまうことはスリや窃盗などの被害にも遭いやすくなりますので、セントロ(ダウンタウン)エリアではあまり目立たない格好が好ましいと言えます。
カンクンでタブーな服装

カンクンでしてはいけない服装というのはありませんが、露出度の高い服装は男性からの視線をとても集めてしまいます。
ビーチやプールで水着になるのは構いませんが、特にセントロなどの街中で露出度の高い格好は避けたほうがよいでしょう。
実は、メキシコ人女性は基本的に長ズボンを履いていることが多いです。
一つの理由として、足を出していると男性を誘っているという表現につながるという考え方があるからです。
性犯罪を未然に防ぐためにも露出に関しては気をつけておいたほうが良いです。
カンクンのオプショナルツアーでの服装

カンクンではほとんどの方が終日のオプショナルツアーに参加します。オプショナルツアーの内容別の服装を見ていきましょう。

遺跡や街散策など

世界遺産のチチェンイッツァやピンクレイクなどはとても人気の高いツアーです。所要時間は12時間以上かかるツアーもあり、1日がかりで観光を行います。
遺跡や街散策の際は動きやすい服装で、日差しが気になる場合は日傘や帽子、サングラスを用意しましょう。
メキシコの道は凸凹しているところが多いので、足元は歩き慣れた靴やサンダルがおすすめです。
また、移動中は車によっては寒くなりますし、観光中にかいた汗が冷えてより寒く感じます。ストールや羽織があると便利です。
- 動きやすい服装
- 日差し対策
- 歩き慣れたスニーカーかサンダル
- 冷房対策のストールや長袖
マリンアクティビティ

ダイビングやスノーケリングツアーの場合は、水着の上に脱ぎ着しやすい服装をしておくのがおすすめです。設備が整っていなくて狭いトイレで着替えをすることもあります。
足元は濡れても大丈夫なサンダルがベター!
特にボートに乗る場合は水がかかって荷物が濡れてしまうこともあるので荷物は最低限にしておくとよいでしょう。
防水バッグがあると便利です。

ボート上ではかなり日焼けをしてしまいますので、ラッシュガードやラッシュパーカが一枚あると重宝します。
手の甲も気づいたら焼けてしまっているので、手の甲がカバーできるものをおすすめします。

- 水着
- 脱ぎ着しやすい服装(Tシャツなど)
- ラッシュガード/パーカ
- 濡れてもいいサンダル
- 防水バッグ
カンクンのテーマパークでの服装

カンクンにはエクスプロールやシカレ、シェルハ、センセスなどの人気のテーマパークがあります。
これらのテーマパークに行く際は水着は必須なので、水着の上にラッシュパーカ、ショートパンツ、さらに必要な場合はスイムトレンカという動きやすくて濡れても良い服装がいいでしょう。

またパーク内を歩き回ったり、ジップラインなどのアクティビティに備えて足元はマリンシューズが大活躍します。

またパーク内はロッカーはありますが、小さめなので荷物は最小限に抑えておいたほうがよいでしょう。
- 水着
- ラッシュガード/パーカ
- ショートパンツ(+トレンカ)
- マリンシューズ
カンクンのドレスコードの服装例

カンクンのホテルは、飲食代込みのオールインクルーシブプランがとても人気です。
ホテル内のレストランによってはドレスコードを設けているところもあり、ドレスコードを満たしていない場合は入店ができなくなりますので、ドレスコードの基準を満たした服装の用意が必要です。
レストランによってドレスコードの名称が多少異なりますが、
スマートカジュアル
エレガント
に分かれます。
カジュアルの服装

Tシャツ(タンクトップはNG)やハーフパンツ、ジーンズなど一般的なカジュアルな服装でOKです。
水着だけというのはNGなので、水着の上から何か羽織るなどしておきましょう。水着がびしょびしょに濡れているのもNGです。
足元はビーチサンダルやクロックスなどのサンダルで大丈夫です。
スマートカジュアルの服装

ディナーのレストランに多く決められているドレスコートです。カジュアルよりも少しきっちり目のイメージ。
男性は、襟付きのシャツかポロシャツにハーフパンツもしくは長ズボン。
足元はきちんとした靴(スリッポン、デッキシューズ、スニーカなど)でビーチサンダルはNGです。
女性はワンピースなどのビーチリゾートスタイルにビーチサンダル以外のサンダルでOKです。
エレガントの服装

予約が必要なレストランのディナーの際に多く求められるドレスコードです。パーティなどに参加するような綺麗目な服装をする必要があります。
男性は襟付きシャツにジャケット、長ズボンを着用します。
足元は革靴か綺麗目のスニーカーを履きましょう。
女性は綺麗目なワンピースにパンプスやヒールなど、結婚式の二次会に参加するような服装をイメージしておくと分かりやすいです。
ドレスコードまとめ
ドレスコードの名称は違ってもほとんどのレストランが3段階に分かれます。
知らずに出発してしまった場合現地で調達しないといけなくなりますので、襟付きシャツやスニーカーなど事前に準備しておきましょう。
- カジュアル:Tシャツ、ハーフパンツ、ジーンズ、サンダル(タンクトップや水着だけはNG)
- スマートカジュアル:【男性】襟付きシャツ、ポロシャツ、ハーフパンツ、長ズボン、靴【女性】ワンピース、サンダル(ビーチサンダルはNG)
- エレガント:【男性】襟付きシャツ、ジャケット、長ズボン、靴【女性】ワンピース、パンプス、ヒール
カンクンのクラブでの服装

カンクンのクラブで一番有名なのが、ココボンゴではないでしょうか。
普通のクラブと違いエンターテイメント性が高くまるでショーを見ているようで、クラブで踊るのに興味がない人でも楽しめるクラブとなっています。
カンクンのクラブはとても盛り上がって暑くなるので、動きやすい服装かつ体温調節ができる服装が望ましいです。
ココボンゴには、登って踊れるお立ち台があります(たまにキャストの人に手を引かれて登らされることもあります)。
その場合、女性でミニスカートなどを履いていると下から丸見えになってしまいますので、過度の露出は避けておきましょう。
下から風も吹いていて、本当に見えます。
カンクンの季節ごとの服装&必需品

カンクンは雨季と乾季に分かれますが、年間通して比較的温暖です。


雨季(5月〜10月)の服装と必需品
この時期は、湿度が高く蒸し蒸しとした暑さが続きます。風通しの良い涼しい服装をして熱中症対策も行っておきましょう。
雨季と言ってもずっと雨が降っているわけではなく、晴れていることが多いので帽子、サングラス、ストールなどの紫外線対策は必ず必要になります。
スコールが降ったとしてもすぐ止むので傘は絶対必要ではありませんが、晴雨兼用の傘が1本あると便利です。

また、雨が降ったあとは蚊が増えますので虫除けスプレーや虫除けリングなどで虫対策も忘れずに!

乾季(11月〜4月)の服装と必需品
乾季は晴れている時はとても暑いので夏の服装のままで問題ありませんが、曇ったり雨が降ると少し肌寒く感じます。
そんな中でもお店やレストランは冷房がガンガンにかかっているので、寒さ対策として長袖のパーカーやカーディガンのような羽織れるものを用意しておくと良いです。
乾季でももちろん泳げますが、太陽が出ていなくて風が強い日は濡れた体がとても冷え込みます。
そういう時は乾いたラッシュパーカーを羽織ることで温まりますので、紫外線対策と冷え対策に使えるラッシュパーカーは持っていて損はありません。

カンクンの服装まとめ!TPOに応じた服装をしよう

カンクン旅行では色々な過ごし方をされると思いますが、それぞれTPO(時間・場所・場合)に応じた服装をして楽しみましょう。
街中はリゾートスタイルの欧米人や、ポロシャツに長ズボンの現地のメキシコ人、民族衣装をきた先住民など色々なスタイルで溢れています。
今回まとめた注意事項やおすすめを参考にしていただいて、お気に入りの服装でカンクン旅行を楽しんでいただければと思います。