日本からメキシコへの直行便と言えば、2010年にJALが撤退した後は、メキシコのアエロメヒコという航空会社の成田ーメキシコシティ間しかなかったんですが、2017年にANAが成田ーメキシコシティ便を就航しました。
日系の航空会社なのでサービスもいいですし、何より安心感が違いますよね。
私はANAが就航してから、日本とメキシコ間の移動はこの直航便しか使ってません。
直行便でぜひメキシコへ行こう!

ANAの成田ーメキシコシティ直行便は、1日1本。
- 成田→メキシコシティ 16:45発 15:20着
- メキシコシティ→成田 02:20発 6:45+1着
(2019.9調べ)
飛行時間は成田からメキシコシティまで12時間20分、メキシコシティから成田まで14時間50分かかります。
ANAの直行便の中で最長のフライトとなります。
また、メキシコ発が深夜になるので、各地からの乗り換えも十分に時間の余裕がありますし、ホテルチェックアウトした後も最後のお土産を買いに行ったり、ツアーだって組めたりします。
ANA直行便のメリット
- 成田〜メキシコ間の乗り継ぎがないから楽
- 日本人CAのサービスの安定感
- トイレが綺麗
- 機内映画が日本語で見ることができる
やはり、日系とメキシコ系の違いとしてサービスの良さが変わりますし、まず日本語が通じるということは安心ですよね。
メキシコシティのチェックインカウンターに日本人のグランドスタッフもいますし、メキシコ旅行を終えて成田に帰るとき、チェックインをしたらそこはもう日本!といった気分になります。
また、最終目的地がメキシコシティ以外(カンクンやロスカボスなど)の場合、アメリカでの乗継便が多いのですが、アメリカ乗継だと一度アメリカに入国しなければいけません。
そうなると、ESTAの申請も必要ですし、何よりロングフライトの後のアメリカ入国→メキシコ各地への乗継というのは体力的にもきつくなってしまいます。
メキシコシティ経由だと、入国審査がメキシコへの入国の1回のみになるため、疲れ具合も大分変わってくるのでおすすめです。
到着時間や出発時間の都合でどうしてもアメリカ経由でないといけないという場合は仕方ないですが、時間に融通が効く場合はメキシコシティ経由をオススメします。
メキシコシティから各地へのアクセス
メキシコシティはメキシコの玄関口なので、メキシコシティ経由でメキシコ国内のいろいろな都市へ行くことができます。国内はとても広いので、飛行機か近場だとバスに乗るのがおすすめです。
メキシコにもLCCの航空会社が増え、価格競争のおかげで航空券が安くで手に入るようになりました。
- インタージェット(Inter jet):メキシコ発のLCC。LCCなのに預け荷物が1つ無料なのと、機内でのドリンク・スナックが無料なので、お得感がある航空会社。
- ボラリス(Volaris):メキシコシティを本拠地とするLCC。預け荷物1つ無料で、機内でのドリンク・スナックが無料。アエロメヒコの次の規模を持っている。
- ビバアエロブス(Viva aerobus):メキシコのレオンに本部を置くLCC。LCCらしく、荷物は有料となる。たまにプロモーションでとても安い航空券を販売することがある。
カンクンへ

メキシコシティからカンクンへは、飛行機を使っての移動となります。
アエロメヒコをはじめ、ボラリス、インタージェット、ビバアエロブスなどLCCの航空会社が就航しており、1日に約80本ものフライトがあります。
ANAの直航便を日本からカンクンまで併せて購入すると、メキシコシティーカンクン間の移動はインタージェットでのフライトとなります。
グアナファトへ

中央高原の中でも観光客の多いグアナファトですが、メキシコシティからはバスで行くことができます。
メキシコシティの北バスターミナルからバスで4時間半かかりますが、料金は660ペソ(約4000円)です。Primera plusというバス会社が一等のバスを扱っているのでオススメです。
メキシコはバス社会なので、一等のバスで行くと飛行機以上に広い座席で快適なバスの旅を体験できます。
ロスカボスへ

ロスカボスへは飛行機移動となります。
ロスカボスのサンホセデルカボ国際空港へ、アエロメヒコやインタージェット、ボラリス、ビバアエロブスなどが就航しており、1日約25本飛んでいます。
オアハカへ

オアハカへは、バスで行く方法と飛行機で行く方法があります。
バス
メキシコシティの東と南のバスターミナルからバスが出ています。
やはり快適でより安全な一等バスを使うことをオススメします。
一等バスのADOで648ペソ(約3900円)で7時間ほどかかります。時間に余裕があって安く済ませたい人はバスが向いています。
飛行機
オアハカのソソコトラン国際空港までのフライトは1時間20分です。
アエロメヒコやインタージェット、アエロマールが就航しています。
まとめ
ANAが2017年に成田ーメキシコシティ直航便を就航してから、日本人のメキシコへの敷居が低くなったように感じます。
成田空港から飛行機に1本乗ればそこはメキシコです。
メキシコって遠いな〜と思っている方も、実際に来てみると、フライト時間は長いけれどメキシコってそこまで遠くないと感じるかもしれません。
色んな魅力を持ったメキシコ、旅行するには最適な場所なので、ぜひ ANAの直航便を利用してメキシコへ!!!