カリビアンブルーの海に白い砂浜!
カンクンは誰もが憧れるリゾート地として人気の観光地です。
カンクン旅行中にお金のトラブルに巻き込まれないためにも現地でのお金事情は絶対に知っておくべきです。
この記事では、カンクンでの通貨や両替、カンクンの物価について説明しています。
- カンクンでの通貨は?
- 両替はどこでしたらいい?
- カンクン旅行にはいくらくらい必要?
もくじ
カンクンの通貨

カンクンの通貨:メキシコペソ(MXN)
レート:1メキシコペソ=5.71円(2020.2)
カンクンの主な通貨はメキシコペソ(MXN)です。
ただし、カンクンではスーパーやコンビニ、お土産やさんでアメリカドル(USD)も使用できます。
メキシコペソの表記はアメリカドルと同じ”$”マークなので混乱してしまいますが、アメリカドルの場合は数字の後ろに”USD”と書かれています。
お釣りがないのは日常?
カンクンではコンビニや小さいお店・露店、バスやタクシーなどでお釣りがないことは日常茶飯事です。
買った商品に対して大きすぎる紙幣で払うと「お釣りがない」と言われ、買えなくなってしまいますので注意してください。
スーパーマーケットやショッピングモールの中の大きなお店などではお釣りを用意しているので、大きめのお札(500ペソ)で支払っても問題ありません。
スーパーやモールのお店では、単純に細かくする両替は行っておりません。
カンクンでの両替|メキシコペソ?ドル?

カンクンには街中のいたるところに両替所があります。
レートはあまりよくありませんが、ホテルのレセプションでも両替をしてくれます。
日本円からの両替はレートが最悪
カンクンで日本円からメキシコペソへの両替はできますが、レートがとても悪くて損をしてしまいますのでおすすめしません。
【カンクンで1万円をメキシコペソに両替】
10000円=1500ペソ=約82USドル
また、日本でメキシコペソへの両替も同様におすすめできません。
成田空港内のレートだと、10000円=約1300ペソ、10000円=86 USドルとなります。
メキシコの両替所だと、86USドル=1660ペソなので、100ドルあたり約300ペソ(約2000円)の差が生じます。
日本で米ドルに、カンクンでメキシコペソに両替がベスト!

日本から現金を持ってくる場合、日本でアメリカドルに両替してくるのが一番おすすめです。
メキシコペソは必要な時にカンクン市内の両替所で替えればOKです。
カンクン空港についてすぐにメキシコペソが必要になる場合は、到着後すぐに空港内の両替所を利用すればいいので安心してください。
カンクンで賢く買い物する方法!
【スーパーマーケットではアメリカドルで買い物をすべし】
カンクンのスーパーマーケットではアメリカドルでの支払いが可能です。
実は、スーパーマーケットは両替所で両替るすよりもレートがいいんです。
購入金額によって受け取ってもらえない紙幣もありますが(例:5ドル分の買い物を20ドルで払う)細かいドルを持っていればお得に買い物ができます。
民芸品市場やタクシーはアメリカドルだとレートを悪く言われることもあるので、ペソも多少持ち歩いておくことをおすすめします。
またペソに両替しすぎて余ってしまっても、日本での買取は半額以下の価値になってしまうので気をつけて下さい。
両替所によっては、身分証明書の提示を求められることもあるので、パスポートも携帯しておきましょう。
カンクンでクレジットカードは使える?

カンクンでもクレジットカードは使えます。
ただし、アメリカンエクスプレスやJCBは使えない所もありますのでVISAかMASTERが便利です。
- カードを読み込む機械のネットワークエラーで使用できない時もあります(ネットワークエラーは本当によくあります。)
- クレジットカードで支払う時に身分証明書の提示を求められることがあります。
オプショナルツアーは会社によって現金のことも
現地でオプショナルツアーに参加する際、クレジットカードが使えるツアー会社もありますがそうでない会社もあります。
また、カード払いを選択すると手数料がかかってしまうことも。
事前に予約している分は支払い方法がわかっているので準備できますが、現地で予約する場合は少し多めに現金(アメリカドル)を用意しておくことをおすすします。
スキミング被害などに気をつけて!
クレジットカードの利用はとても便利ですが、スキミング被害にあってしまうことも。
カンクンでクレジットカードを使用した後は利用控えと利用履歴の金額があっているかの確認をまめに行うことをおすすめします。
ATMのカード吸い込みにも注意!
カンクンで手持ちの現金がなくなった場合、ATMでキャッシングが利用できます。
その際、カードが吸い込まれてしまうこともあります。
ホテルのATMなどはホテススタッフが銀行のスタッフを呼ぶなどの対応をしてくれますが、道端にあるATMではそうはいきません。
万が一吸い込まれてしまった場合のことも想定して、複数枚のカードをもってきておくことをおすすめします。
カンクンの物価は高い?

カンクンの物価は、リゾート地ということでメキシコの国内でも高い方です。
カンクン内のリゾートエリアであるホテルゾーンと一般人が住むセントロ(ダウンタウン)でもレストランやタクシーなどの料金は違っています。
カンクンの物価:食料品
水(600ml) | 7ペソ〜10ペソ(約40円〜60円) |
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ビール(350ml:国産) | 12ペソ(約72円) |
コーラ(350ml) | 12ペソ(約72円) |
菓子パン | 10ペソ(約60円) |
カンクンの物価:食事
タコス(1枚) | 12ペソ〜(約72円)〜 |
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コーヒー(カフェ) | 35ペソ〜(約210円)〜 |
ランチ(セントロ) | 150ペソ〜(約900円)〜 |
ランチ(ホテルゾーン) | 250ペソ〜(約1500)〜 |
カンクンの物価:交通
バス(セントロ) | 10ペソ(約60円) |
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バス(ホテルゾーン) | 12ペソ(約72円) |
タクシー(セントロ) | 40ペソ〜(約240円) |
タクシー(ホテルゾーン) | 200ペソ〜(約1200円) |

カンクンではチップが必要

カンクンはチップ文化です。
レストランのウェイターやホテルのベルボーイからサービスを受けたらチップを渡すのがマナーとなっています。
チップの渡し方や相場については>>カンクンでのチップの払い方と相場について!をご覧ください。

カンクンでタックスバックをしよう

観光ビザでカンクンに来ている人は、タックスバックができます。
【タックスバックとは】
タックスバックの対象ショップ1店舗あたりで1200ペソ以上のお買い物をして、手続きをすると約9%の払い戻しを受けられます。
ブランド物など大きな買い物をした際は、手続きをしないと損してしまいます!
タックスバック加盟店(一部)

これらの店舗の他にも加盟店はたくさんあります。
店舗入口やレジ付近にTax BackやMoney Backという表記があるお店は加盟店です。
タックスバックの流れ
- タックスバック加盟店で1200ペソ以上の買い物をする
- 購入したお店でタックスバック用の公式領収書を発行してもらう
- 国際空港の中のタックスバックデスクで手続きをする(カンクンでは、ショッピングモールのラ・イスラ中央入口でも手続きできます。早朝のフライトの場合はこちらで手続きをしないと空港デスクは開いていません。)
- 約9%の払い戻し
手続きに必要なものは
- パスポート
- 入国カード(メキシコ入国審査の際にスタンプを押してもらう滞在可能日数がかかれた半券)
- 購入店で発行してもらった公式領収書
- 払い戻し用クレジットカード
詳しくはMoneyBackのサイトをご覧ください。
まとめ|カンクン旅行にはジレットカードと米ドルを

カンクンはメキシコペソとアメリカドルが使用できるので少し混乱してしまうかもしれません。
ペソかドル表記か分からなくなったら、店員さんに聞いて確認するようにしましょう。
- 日本でアメリカドルに両替してくる
- カンクンでメキシコペソに両替する
- クレジットカードは複数枚持ってくる
日本とカンクンでは色々と事情が違って混乱してしまうかもしれません。
せっかくの旅行を楽しむためにもしっかりと予習をしておくことをおすすめします。
この記事があなたのカンクン旅行準備に役に立ちますように!